個人サイトを作った

なんかそういうのがあったほうがいいのかなと思って作りました。多分数年前にもちょっとやろうとして放置していたと思う。

toruniina.github.io

将来への不安に苛まれてる時の方がこういうのをやったほうがいいのかなという気持ちになる。

一応Blog的にも使えるようにしてあるが、このブログをお払い箱にするつもりはない。英語で発信してもいいかなと思うようなレベルの内容のものだけ書くつもりだ。コストが段違いになるのでほとんどの記事はここに書くと思う。toml11関係の話はそっちに書くことにするかもしれない。わからないが、その場合はこちらにもリンクは貼る。

試してみたツールたち

Webページを作る上でいくつかのサービスを試してみた。結果的にHugoを使うことにしたが、特に絶対にこれでないといけなかったというわけではない、と思う。一応、ある程度CVの代わりにできそうで、かつ単なるCVではなく英語でブログ記事みたいなものを書ける場にしたかった、というような目的意識がある。でも多分どれでも達成できると思う。しっかりカスタマイズすれば。

mkdocs + Material

知り合いが個人Webサイトに使っていた。あと、最近だとcppmapが使っていると言うと伝わりやすいように思う。

環境構築は、pipですんなり入るので楽だった。これはMaterialテーマ込みで導入しているから、というのが多分にあると思う。テーマと本体が別になっていると、カスタマイズはしやすいので良いのだが、環境構築が難しくなってしまう印象がある。テーマの作者全員が同じ方法でパッケージ化するわけではないので……。

ソフトウェアのドキュメント用の静的サイトジェネレータなので、当然ながら、シンタックスハイライトのサポートが強く、また数式サポートもあった。多言語対応もしっかりしているし、ヒントボックスも充実している。かなり気に入った。

とはいえ、デザインがある程度固定なのでどうしてもよく知っているサイト(知り合いの個人サイト、cppmap、Material公式)と被ってしまうということ、ブログのような使い方が少し難しそうだったため、かなりガッツリ作ったが結局やめた。ソフトウェアのドキュメントにはとても良いと思う。今回私が想定する使い方とズレるというだけだ。

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Jekyll

GitHub Pagesと言えばJekyllみたいなところがある。

かなり多くのテーマがあって選びたい放題だが、gemで入れられるテーマと入れられないテーマみたいなものがあり、そこで結構躓いた。テーマを一気に全部クローンしてきたりフォークして内容だけ自分のものにする、みたいなやり方だと少し心配になってしまう。

色々試行錯誤したが、テーマの使い方がわかりにくかったせいでパスしてしまった。

数式はmathjaxが使えそうで、多言語対応はやり方がたくさん出てくる。どうやらプラグインを導入する形になるようだ。

「やり方」のような記事がたくさん出てくるときは、公式のやり方がないことが多いのでハマりがちな印象があるが、さて……。

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Hugo

知り合いが個人用サイトに使っていた。一応、TOMLを採用しているプロダクトとしてTOMLのパーサを書き始めた頃から知っていた。

環境構築は、テーマによっては新し目のバージョンが必要でUbuntuだと少し古い、みたいないつもの問題が起きることがあるが、その場合でも十分新しいGoがあれば即インストールできるので楽。GoとかRustみたいなイマドキの言語は環境構築やそれで書かれたツールのインストールにもちゃんと気を配っていて最高だ。

公式が多言語対応、シンタックスハイライトをサポートしている。テーマ的にもブログかつCVとして使えそうなものが多い印象だ。数式サポートは各テーマがKaTeXなりmathjaxなりに対応しているという感じっぽい。

それぞれのツールでほぼ並行して作っていたのだが、とりあえず最後まで妙な詰まり方をしなかった。今回の用途の範囲では。なのでHugoで行くことにした。

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