記事のライセンスについて

ローカルに翻訳記事が溜まってきている。ブログやチュートリアルの翻訳が多いが、専門書の要約や一章まるまるの翻訳などもある。英語のまま読む方が一読する場合の効率はよいが、読んでいる途中でこんがらがる可能性があるときや見返す可能性が高い場合に翻訳メモを残したりする。そのメモを補完したのち全体を手直しすればおおよそ翻訳記事が出来上がる。

自分で使うだけでも十分役に立っているが、結構な時間を注ぎ込んでいるのでローカルに置いて埋もれてしまうのは勿体無い気もする。公開したいという気持ちはあるが、一部は明らかにライセンス違反になるだろう。ブログもそうだが、専門書はそもそもの著作権が切れていなかったり、翻訳権が日本の出版社によって購入されていたりする。そういうものの翻訳を勝手に、例えばこのブログで公開すれば、おそらく何らかの法に触れるだろう。ブログはそもそもライセンスが明記されていないことが多い。

CC BYやCC BY-SAなどでライセンスされていれば非常にわかりやすいので公開できるのだが、何も書かれていないとどうしようもない。プライベートなストレージに記事が溜まっていくばかりである。

とか言いつつこのブログもライセンスについて何も言っていない気がする。どうせ自分のブログを引用したり再頒布したい奴などおるまいと思っているせいだ。しかしこういう文句を垂れておきながら自分はライセンスについて何も言わないというのはあまり筋が良くなかろう。決めるとしたらCC BYにしたいところだが、はてな全体にライセンス条項があったりするのだろうか(はてなのサービスを使うためにはCC BY-NC-SAでなければならない、など)。あとで調べてみなければなるまい。